その押し入れのカメラ、まだ価値があるかもしれません。
手放す前に、一度だけ専門店の査定を受けてみませんか。
フィルムカメラ・中判カメラ・古いレンズ、機種名がわからなくても、動かなくても査定できます。大倉山エリアへの出張買取も承ります。

- 書斎や納戸に眠っているカメラ・レンズが出てきた
- スタジオや撮影現場で使っていた機材をまとめて処分したい
- 他の店に持って行ったら安すぎて売れなかった
- 機種名も状態もわからない——まずは相談だけしてみたい

| 買取方法 | 特徴・こんな方に |
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出張買取おすすめ
ご自宅まで伺います
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カメラ・レンズをはじめ、スタジオ機材や撮影備品など点数が多い場合はご自宅への出張が便利です。大倉山エリアも対応しておりますので、まずはお電話でご相談ください。
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店頭買取
川崎店
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大倉山から東急東横線で武蔵小杉へ出てJR南武線に乗り換えれば、川崎駅まで30分ほど。駅から歩いて10分で川崎店です。他店で先に査定を受けた帰りにお立ち寄りいただくことも歓迎しています。
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宅配買取
発送するだけ
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写真をLINEで送っていただければ事前に概算をお伝えできます。金額に納得いただいてから発送いただけるので、「送ってみたら思ったより安かった」というリスクを減らせます。
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店頭持ち込み買取のご案内

大倉山からなら、カメラを持ってそのまま川崎店へお越しいただけます。その日のうちに査定額が出て、納得いただければその場で現金化できます。
他店で査定を受けてから比較のために立ち寄っていただくのも大歓迎です。まずは一度、ご連絡いただくのが一番スムーズです。
親御さんの遺品の中にカメラやレンズが出てきた、というケースは非常に多くあります。大倉山のように長く同じ家に住み続ける方の多い街では、写真に親しんでこられた方の本格的な機材が出てくることもあります。機種名がわからなくてもそのままお持ちください。
若い頃に熱心に撮影していたカメラが書斎に眠っている——大倉山のような落ち着いた住宅街では、そういった整理のご相談が多くあります。1台だけでも、まとめてでも対応しています。
「1台だけなのに相談していいのか」とご遠慮される方がいますが、1点からでも喜んでお受けしています。ライカやハッセルブラッドなど、1台でも高額になるカメラは少なくありません。
リサイクル業者・不用品回収業者の方で、フィルムカメラや撮影機材が入ってきたがどう値付けすればいいかわからない、というケースに対応しています。大量ロットでもお受けします。
大倉山・港北区のフィルムカメラ・中判カメラ買取

古いカメラの買取は、どこへ持って行っても大差ないだろう——そう思っている方は少なくありません。しかしフィルムカメラや中判カメラに限っては、持ち込む場所によって査定額が大きく変わることがあります。家電量販店や総合リサイクルチェーンの主力はあくまでデジタル機器です。年代物の銀塩カメラを本当の意味で評価するには、機種ごとの個体差を見極める目と、国内外に広がる専門の販路が欠かせません。それを持ち合わせている店は、決して多くないのが現状です。

東急東横線の大倉山駅を中心に広がるこのエリアは、1932年に大倉邦彦が大倉精神文化研究所の本館として建てた、現在の大倉山記念館を起点に、知的・文化的な関心を持つ住民が長く集まってきた街です。1980年代の街づくりで記念館の古代ギリシャ風の建築に合わせて白壁の意匠をそろえたエルム通りには個人経営の店が並び、住む人々の美意識が街並みに反映されています。長年この地に暮らす方の中には、写真や映像に深く関わってきた方も多く、書斎や押し入れにフィルムカメラ・レンズ、あるいはスタジオや撮影の現場で使ってきた本格的な機材が眠っているケースがあります。

このページにたどり着いた方は、おそらく手元に古いカメラや機材があって、どこかへ相談しようと考えていらっしゃると思います。捨ててしまう前に、あるいは近所の店に持ち込む前に、一度だけ専門店の査定額を確かめてみてください。査定は無料ですし、売る・売らないはその後でゆっくり決めていただいて構いません。
夏の湿気がようやく落ち着き、大倉山公園へ続く坂道を歩くのが気持ちのよい季節になってきました。紅葉にはまだ少し早いものの、閉めきっていた押し入れや防湿庫を開けて、中のカメラの様子を確かめるにはちょうどいい頃合いです。
大倉山エリアの買取店事情

大倉山・港北区エリアには、総合リサイクルチェーンや家電系の買取店が数店舗存在しています。日用品や家電の処分には便利ですが、フィルムカメラや中判カメラの買取については、あまり積極的に扱っていないお店が多い印象です。
よくあるのは、「古すぎて値段がつかない」「動作確認ができないので安くしか出せない」というケースです。一般の買取店では、フィルムカメラを本体の外観だけで判断することが多く、レンズの光学的なコンディションや希少性まで加味した査定は難しい傾向があります。
「他店で断られた」「思ったより安かった」というご相談で当店にお越しになる方が少なくありません。専門店との違いを一度比べてみることをお勧めします。比較のためだけのご相談、もちろん大歓迎です。
同じ東急東横線沿線では、学芸大学や自由が丘エリアからも、大倉山と同様に専門店の査定額を知りたいというご相談を多くいただきます。沿線でお住まいの方は、最寄りの店舗にこだわらずお気軽にご相談ください。

大倉山エリアで高価買取できる機種の一例


- Leica M3……ドイツ製精密機械の傑作。沈胴レンズ付きの完動品は特に高評価です
- Leica M6……TTL露出計内蔵の名機。シルバー・ブラックともに高い需要があります
- Leica M4-P……1980年代にカナダの工場で作られたM型。28mm・75mmの枠が加わり、広角レンズと組み合わせやすくなりました
- Hasselblad 500C/M……中判の定番。マガジン・レンズとのセット査定も承ります
- Hasselblad SWC……超広角の名機。レンズ交換不可の個性派で根強いファンがいます
- Rolleiflex 2.8F……二眼レフの最高峰。プラナーレンズ搭載モデルは特に人気です
- Rolleiflex 3.5F……2.8Fと並ぶ人気機。プラナー搭載のほか、クセノタール搭載モデルも評価されます
- Contax T2……コンパクトながらカール・ツァイスレンズ搭載で海外でも需要大
- Contax T3……T2の後継。希少性が高く、状態の良い個体には高値がつきます
- Olympus μ-II……コンパクトフィルムカメラの中でも特に人気が高い一台です
レンズ単体・付属品類もまとめて査定できます。特にライカ用レンズ(ズミルックス・ズミクロンなど)は本体と同等以上の価値がつくことがあります。まとめてご相談ください。

上の一覧で名前を挙げた機種のうち、大倉山のお宅から出てきやすいレンジファインダー機と中判・高級コンパクトの買取目安を並べています。どれもレンズや付属品の有無、動作の状態で金額が動くため、下限と上限の幅は広めです。
M型ライカは外観がよく似ていて、ご家族が機種名を取り違えたままお問い合わせくださることもあります。M3・M5と見比べやすいよう1980年代のM4-Pを、中判からは二眼レフのRolleiflex 3.5Fを並べました。お手元のライカがどれに当たるかは、下の見分け方で確かめられます。
| 機種名 | 買取目安 |
|---|---|
| Leica M5 | 25,600円〜68,100円 |
| M型としては珍しくTTL露出計を内蔵した意欲作で、「壊れたら修理できるのか」というご質問をよくいただきます。当時のライカとしては大柄なボディですが、その分メーターの精度は評価が高い一台です。ペアレンズはズミクロン50mm F2が定番です。 | |
| Hasselblad SWC/M | 61,500円〜164,000円 |
| レンズ交換ができない代わりに、超広角のビオゴン38mm F4.5を最大限活かすためだけに設計された一台です。レンズ一体型のため、ペアレンズのご紹介は割愛します。ファインダー・A12マガジンが揃っていると査定額が上がりやすい機種です。 | |
| Leica M3 | 32,000円〜85,400円 |
| 半世紀以上前の機械式カメラのため、シャッター幕にピンホールがないか、二重像合致式ファインダーの見えが曇っていないかをまず確認します。分解清掃歴のある個体は動作が安定していることが多く、当時の定番だった沈胴式ズミクロン50mm F2との組み合わせは今も査定でよく見かける一台です。 | |
| Contax T3 | 54,200円〜144,500円 |
| 「T2との違いは?」というご質問と並んで多いのが、チタン外装の擦り傷についてのご心配です。実用に伴う自然な使用感であれば大きな減点にはならず、内蔵ゾナー35mm F2.8(T2は38mm)とAF・露出系統が正常に動くかどうかがより重要な判定要素になります。レンズ一体式のため、ペアレンズのご紹介は割愛します。 | |
| Leica M4-P | 39,000円〜104,000円 |
| 型番の「P」はプロフェッショナルの意味とされ、ファインダーに28mmと75mmのブライトフレームを加えたのがこの機種です。M3の時代にはファインダーに枠がなかった28mmが使えるようになったことから、Elmarit-M 28mm F2.8のような広角レンズと組み合わせて使われてきました。レンズ単体でも査定の対象になりますので、一緒にお持ちください。 | |
| Rolleiflex 3.5F | 39,000円〜104,000円 |
| 「2.8Fとどちらが高いのか」というご質問をよくいただきます。3.5Fは75mm F3.5、2.8Fは80mm F2.8と明るさが異なり、一般には2.8Fのほうが相場は高めです。ただ3.5Fもプラナー付きかクセノタール付きか、内蔵のセレン露出計が動くかで評価が変わるため、名前だけで判断せず一度見せていただくのが確実です。レンズ一体式のため、ペアレンズのご紹介は割愛します。 | |
上記は付属品あり・通常コンディションの目安です。M4-Pはファインダーの曇りや二重像のずれ、3.5Fは撮影レンズ(下側)の曇り・カビの有無で金額に幅が出ます。正確な金額は無料査定でご確認ください。
ここ数年、ライカやコンタックスといった機械式・電子制御の名機は、国内外のコレクター需要が根強く、相場が急落することのない安定したジャンルになっています。大倉山のように長く同じ場所に住み続ける方が多いエリアでは、若い頃に手に入れた一台をそのまま保管しているケースが目立ち、久しぶりに開けた防湿庫から状態のよい個体が出てくることも珍しくありません。
お隣の綱島エリアや、より広域の港北区全体でも同様の傾向があり、東急東横線沿線はライカ・ハッセルブラッド・ローライフレックスなど、レンジファインダー機や中判カメラの買取相談が多い地域として当店でも把握しています。買い替えのタイミングで手放される方もいれば、書斎や納戸の整理をきっかけに複数台まとめてご相談いただくケースもあります。
ライカが出てきたら、まずは「左肩」と「正面」を——M3・M4-P・M5・M6の見分け方
上の市況コラムでも触れたとおり、大倉山を含む東急東横線沿線では、M型ライカのご相談が目立ちます。ただ、M型はどれも似たような箱型のボディで、ご家族が「ライカらしい」とまではわかっても、どの機種なのかまでは判断しにくいものです。
機種がわかれば、相場メモのどの目安に近いかの見当がつき、お電話やLINEでのやりとりも早くなります。分解やレンズの取り外しは必要ありません。カメラを机に置いたまま、次のところを見てみてください。
| 見るところ | わかること |
|---|---|
| 構えたときの左肩(巻き戻し部分) | 丸いつまみを回す「ノブ」ならM3(またはM2)。斜めに起こす「クランク」ならM4系・M4-P・M6。上面に何もなく、底面にクランクがあればM5です。 |
| ボディの大きさとストラップ金具 | ほかより一回り大きく、ストラップ金具が3つ付いていればM5。M型で初めてTTL露出計を内蔵し、縦に吊るせるよう金具が増えています。 |
| 正面、レンズの取り付け部の下 | 小さな丸い電池ぶたがあればM6。M3とM4-Pは露出計を持たないため、電池ぶたがありません。 |
| 上面のアクセサリーシューのまわり | 6〜7桁のシリアル番号が刻まれています。番号から製造された時期がわかるので、この部分がはっきり写る写真が1枚あると確認が早くなります。 |
| レンズの先端のリング | SUMMICRON・SUMMILUX・ELMARなどの名前と焦点距離が刻まれています。レンズは本体と同等以上の値がつくこともあるため、ボディと一緒に確かめてください。 |
責任者 舟山
見分けがつかなくても大丈夫です。上から、正面から、レンズの先端の3枚を撮ってLINEで送っていただければ、こちらで機種とレンズを確認します。刻印がかすれていたり、貼り革が剥がれていたりしても、そのままで構いません。機種ごとの目安は相場メモをご覧ください。
専門店で高く売れる理由
フィルムカメラの査定は、見た目だけでは判断できない要素が多くあります。一般の買取店では「動作確認ができないため」という理由でまとめて低評価になりがちですが、専門店ではフィルムを通した実写テストや各部の動作確認ができるため、本来の価値を引き出せます。
また、一般の買取店は国内の中古カメラ市場だけを基準に値段をつけます。ところがライカや中判カメラは欧米・アジアでも需要が高く、海外向けの販路を持つ専門店ではその需要を反映した査定が可能です。付属品の有無や純正ケース・フードの状態なども、一般店では「あれば少し加点」程度にしかならないことが多いですが、専門店ではきちんと評価対象になります。
整理を進めていくと、カメラ本体以外にも意外なものが出てくることがあります。「こんなものに値段がつくの?」と思いながらお持ちいただいたものが、予想以上の査定額になることは珍しくありません。捨てる前に一度ご確認ください。
- レンズ(オールドレンズ・交換レンズ)
- レンズフード・レンズキャップ・ケース類
- ストロボ・スピードライト(純正品)
- 防湿庫(東洋リビング・トーリ・ハン・ハクバ など)
- カメラバッグ・ケース(状態による)
- 三脚・雲台(状態・ブランドによる)
- スタジオストロボ・モノブロック・照明機材(コメット等)
- フィルムカメラ用アクセサリー各種
- 電池を長期間入れたまま保管すると液漏れで基板が傷むことがあります。動かなくても無理に外そうとせず、そのままの状態でお持ちください
- レンズのカビ・くもりは自己判断で拭き取らないでください。誤ったクリーニングでコーティングを傷めると、かえって査定額が下がることがあります
- 元箱・保証書・購入時のレシートがあれば査定額が上がりやすくなります。処分する前に一度確認してみてください
- ストラップやケースに多少の使用感があっても大きな減点にはなりません。無理に洗浄・補修せず、そのままお持ちいただいて大丈夫です
当店では都筑区や鶴見方面からのご相談も多く、査定前の準備についてお電話でも丁寧にご案内していますので、わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
リサイクル業者・撮影機材業者の方へ

貴金属・ブランド品を専門に扱う買取業者の方、不用品回収業者の方、リサイクルショップの方——フィルムカメラや撮影機材が入ってきたとき、どう値付けすればいいか困ることはありませんか。
当店では、他の買取店やリサイクル業者様からの「フィルムカメラだけ値段をつけられない」というご相談を長年受けてきました。スタジオで使われていたモノブロックストロボや照明機材、バック紙・三脚・雲台といった撮影備品も含め、まとめてご相談いただけます。
大量ロット・まとめ持ち込みにも対応しています。同業者様でも遠慮なくお問い合わせください。電話またはLINEで、お持ちの機材の概要をお伝えいただければ、スムーズに対応できます。
相続に関わる専門家の先生方へ
弁護士・司法書士・税理士・行政書士の先生方が相続案件を担当される際、遺品の中にカメラ・レンズ・撮影機材が含まれており、時価評価が必要になるケースがあります。
遺産分割協議や調停において、カメラ・レンズなどの動産の時価を示す根拠資料として、当店では査定書(書面)の発行に対応しています。過去に弁護士事務所からのご依頼で査定書を発行した実績があります。
ご依頼の際は、事務所名とご案件の概要をお伝えいただいた上で、お電話またはメールにてご相談ください。法的な判断についてはお答えできませんが、機材の時価評価という点ではお役に立てる場合があります。
大倉山・港北区の遺品整理・生前整理

遺品整理や断捨離を進める中で、カメラ・レンズ・スタジオ機材が出てきたというご相談を多く受けます。こうした撮影関連の機材は当店にお任せいただき、それ以外の家財や粗大ごみは行政サービスをご利用いただくとスムーズです。
横浜市では粗大ごみの戸別収集を実施しています。事前に粗大ごみ受付センターへ電話またはインターネットでお申し込みいただくと、指定日に収集に来てもらえます。ひとり暮らしの高齢の方、障害のある方、要介護認定を受けている方など、ご自身で運び出すことが難しい場合は「持ち出し収集」も利用できます(対象かどうかは粗大ごみ受付センターでご確認ください)。
横浜市(港北区)の粗大ごみ・不用品処分
受付電話:0570-200-530(携帯電話・IP電話からは045-330-3953)。月〜土、祝日含む、午前8時30分〜午後5時(日曜・年末年始は休み)。インターネット・LINEでの申込みは24時間受け付けています。
無料出張買取のご案内
「来てもらったら断りにくい」と思われる方へ — 査定後、売る・売らないはその場で決めなくて構いません。価格が変わることもありません。
大倉山・港北区の電話・LINE査定
「まず金額だけ知りたい」という方が一番多いです。電話でもLINEでも、お気軽にどうぞ。
電話は匿名・非通知でも構いません。土日・夜間もつながります。「このカメラ、いくらになりますか?」の一言から始めていただければ大丈夫です。機種名がわからなくても、状態がわからなくても、まずはお話しください。
LINE査定は24時間受付です。カメラの写真を数枚撮って送っていただくだけで、概算の査定額をお返しします。個人情報の登録は不要で、3分もあれば送れます。当日〜翌日中にはお返事しています。査定を受けたからといって売る義務はありません。しつこいご連絡もしていません。
大倉山について
東急東横線の大倉山駅は、横浜市港北区に位置しています。駅名の由来となった大倉山記念館(旧・大倉精神文化研究所)は、1932年建造のギリシャ神殿風の建物で、横浜市指定有形文化財に指定されています。駅の西側に延びるエルム通りは、1980年代の街づくりで記念館の建築にならった白壁の意匠をそろえ、ギリシャ・アテネのエルムー通りと姉妹提携を結んでいます。反対側のレモンロードとあわせて、駅の両側に商店街が続く街です。渋谷まで東急東横線で約30分、横浜まで約10分と都心・横浜方面へのアクセスも良く、ファミリー層を中心に長く人気を保つ住宅街です。港北区役所の最寄り駅でもあり、区内の中心的なエリアとして機能しています。
大倉山でフィルムカメラを持って歩く
カメラを手放す前に、もう一度このエリアを歩いてみませんか。大倉山には、フィルムの質感がよく似合う場所が点在しています。
1932年建造のギリシャ神殿風建物は、映画・ドラマのロケ地としても知られる横浜市指定有形文化財です。白い列柱と石段は光の当たり方によって表情が大きく変わります。午前中の斜光が柱のディテールを浮き上がらせる時間帯がおすすめ。絞りをF8〜F11まで絞り込んだパンフォーカスで撮ると、建築の細部から遠景の緑まで一枚の中に収められます。Hasselblad 500C/Mに標準のプラナー 80mm F2.8を組み合わせると、中判ならではの解像感で建物の質感を余すなく記録できます。2月頃には公園の梅林が見頃を迎え、和の情緒と西洋建築の対比が楽しめます。
記念館の古代ギリシャ風の建築にならって白壁と列柱の意匠をそろえた商店街で、日本でも珍しい統一感のある街並みです。個人経営の小さな店が並ぶ路地の奥行きと、白壁に落ちる影の変化を追うのが楽しい被写体です。Leica M6に35mmレンズを合わせたスナップが歩きながらの撮影に向いています。午後2〜3時ごろ、光が横から差し込む時間帯に白壁のテクスチャが最もよく出ます。
大倉山公園から少し足を延ばすと鶴見川の土手に出ます。川沿いの緑道はフラットで歩きやすく、河岸の木々と水面が季節ごとに異なる表情を見せます。春の桜並木、夏の青葉、秋の黄葉、冬の枯れ草と水鳥——フィルムの粒子感とよく合う被写体が揃います。Rolleiflex 2.8Fのような二眼レフで腰の高さから覗くウエストレベルファインダーの視点は、川面に近い独特のアングルを生み出します。
建築や街並みを撮るときは「パンフォーカス」を意識してみてください。絞りをF8〜F11程度まで絞り込み、ピントを被写界深度の中心に合わせることで、手前から奥まで全体がシャープに写ります。ただしF16より絞り込むと回折でかえって像が甘くなるため、F8〜F11が目安です。ISO100程度の粒子の細かい低感度フィルムを快晴の日中に使うと、石や白壁のディテールが驚くほど緻密に記録されます。大倉山記念館のような細かな装飾を持つ建物では特に効果的で、引き伸ばしてプリントしたときにフィルムの底力が発揮されます。
長年付き合ってきたカメラは、売る前にもう一度シャッターを切る機会があってもいいかもしれません。それでもやはり手放す決心がついたら、ぜひ一度ご相談ください。

